2017年10月29日日曜日

とあるサイトが「北斗の拳」の比較をしています。

とあるサイトが「北斗の拳」の比較をしています。

これを見て、「ほえ~、すごいなあ、こんな細かいところまで見てるのか~。」とすごいと思いました。

雑誌に掲載されている「北斗の拳」と、今まで、出したコミックの北斗の拳
ジャンプコミック、文庫、愛蔵版、完全版、究極版、徳間版、えーと他にあるようですけど、
北斗の拳好きの私でも把握はできないくらいの本の、
ひとつひとつを、セリフ、絵の描写、どこが変わったかなど比較しているところがあります。

っで、このサイトを見ていると、一番目立つのが、「ケンシロウの腕」の描写。
○○のコマでは、「右手に包帯」△△のコマでは「左手に手甲」
そして、□□のコマでは「両手ともに包帯」など、書かれていて、それを見るたび
私はジャンプコミックスしか持っていないのですが。それを確認、「あっ、本当だ。」と
毎回驚いています。
そりゃあね、原哲夫さんだって人間ですよ「間違えて」描くのはそりゃありますよ。

っで、後々出た、単行本では一部をキチンと直してたりしてるようで。
「ほえ~流石だな~、原哲夫さん」と思いました。

とまあ、ここまでは、いいのですが、ここから気になったこと。

もし、今現在(2017)、原哲夫さんが完全な新人で「北斗の拳」が、新連載されたとします。
もし、今の人がこの作品を読むと、どんな感想が出たのでしょうか?
それが一番気になりました。

「今週も、○ページの何コマ目のケンシロウの腕の手甲と包帯が間違えているよ」とかいう人が
多いんでしょうか?
「この新人、こんな単純なミスも見落とすの?」とかいう人もいるんでしょうか?
「なんだよ、この敵のやられる顔、こんなことしてもそういうことにならねーよ」という
現実的な人もいるのでしょうか?

いや、なんか最近、漫画に対して、なんでもかんでも、キャラクターが何かをしたら、
「いやいや、こんなこと絶対起きないから」という人が多くなった気がするので、
漫画を娯楽と捕らえずに、全てを否定する人をよく見るので、時代がよかったのかな?
でも、普通に楽しんでいる人もいますから大丈夫かな?北斗の拳は「あの絵」なのですが、
やっていることは、ギャグと同じような、いわゆるシリアスギャグといっていいのかな。
まあ、本当に、今現在新連載したらどうなってたんだろう?と思いました。

でも、ほんのちょっとでも、変な描写を入れたら、すぐに酷い評判をつけられるんですよね。

これが現代の作品に対する評価をする人の怖いところです。ネットの評価が怖い。

そういえば、「原哲夫さんと荒木飛呂彦さんの対談」があったみたいで、
これ見てみたかったな~・・・。
あと原画も見たかったなー。

0 件のコメント: