2015年4月14日火曜日

明かされた病気と緊急手術

前回からの続き

結構な時間がかかった点滴が終わり、医者の先生の所へ行った。
そして、目の前にCT写真と先生の姿が・・・。

先生が開口一言「まずはベッドで仰向けになって、上半身脱いで、お腹を見せて」

私は言われるがまま従って、ベッドで仰向けになった。
そして、先生が私のお腹周りを触る。

「どう、痛む?ここかな?この辺かな?」

お腹を触診されて、痛むところがあった、右わき腹あたりだった。

「うん、どうやら痛みの原因はこれだね。」

右わき腹の痛み・・・、そう、私の体の痛みの原因は。


「急性虫垂炎(盲腸)」だった。

どうやら、あまりのストレスの日々を過ごしていたから、虫垂がひどくなったようだ。
(ここは自分解釈)

病名が判明した結果。どうする?と聞かれた。

どうする?というのは、「薬で盲腸をなくす(?)」のか「手術して盲腸を摘出する」のか

私は迷った。できることなら体を傷つけたくないから・・・。

だから最初の選択は、「薬でなんとかしてください」と頼んでみたのだが
「それだと、何日かかるかわかんないし、もしかすると痛みが再発して
最悪結局手術をして摘出するかも」と言われたので

何日もかかってもまた痛みが再発するなら、潔く手術しますと答えた・・・。

そして、手術の前にいろいろな書類にサインを書いて。

部屋はどうするか?1人部屋だと1日6,000円、4人部屋だと無料、とか、
さすがに1週間(7日)×6,000円はつらいので、無料の部屋を選択。

ちょっといろいろ検査などあったが、手術の前に先生から説明が、

今の盲腸の手術は主流が腹腔鏡手術で、最小限の傷で~とか

その説明はいいのだが問題がひとつ、私にとっての問題は

麻酔が手術中に切れないか?というものだった、
私はうつ病であまり眠れない体質になっている・・・。つまり、下手すると
手術中に目が覚める(術中覚醒)のでは?と先生に質問。でも先生は、
「大丈夫、寝ている間に終わるよ」と楽観的・・・。
そうじゃない!私はうつ病だからと先生に説明。
(うつ病だから麻酔が効かないというわけではないが)

数時間後、時間は午後6時くらいに手術の時間が、


私は真っ裸になり、髪には何かのキャップ、
エコノミー症候群みたいな症状が出るのをのを防ぐために
きつきつなものを足(靴下?)につけたりして
そして、頭がぼーっとする注射を打たれ手術室へ

剃毛?しましたよ、約2センチくらいの範囲だけで、全部剃らないんだなと思いました。(下品)

さて、手術室に行って潔く体を切られますか。

・・・、手術室に入って10分くらいだと思う、眠れないなーと思い、いつ意識を失うのかと思ったら、

自分の中ではいつの間にか寝ていたようだった。

次に意識を取り戻したのは。










へその辺りに棒状のメスを入れられた瞬間だった!
次に右わき腹に棒を次は左わき腹に棒を(逆だったかも?)

「ちょっと待て!まだ手術は終わってなかったのか!?」と頭の中では思っても、
何もすることができない!!

右わき腹に刺された棒がぐるぐる回る、

「これ本当に麻酔が効いているのか?私は意識を取り戻してるぞ!」と
頭では思ってても体は一切動かない(当たり前)

盲腸を摘出されて10分くらい、私は目が開かないか試してみた。
う~ん、動かない・・・。ならば声は出せるか?
・・・出せない、それどころか、口が動かない・・・。
仕方ないので、もう一度目を開けてみることにした。
ぐっと力を込めて、目を開けてみる・・・。

10秒くらいかけて片目が開いた!そのとき、「患者覚醒しました」との声が!
いや、へそに棒を突っ込まれたときから意識戻ってたから・・・。その反応は遅いよ!!

そして、今度は息がしにくいことに気付いた、
口にチューブを入れられて、酸素を送られていたみたい。
鼻で息ができない、私は「うーうー」と唸ることしか出来ない・・・。
これは窒息するのか?と思ったとき、一人の医者が口のチューブを抜いてくれた。

口で呼吸ができる・・・。危なかった、もう少しで窒息するところだった。

意識を確認するのか、手を握ってくださいとか、手をパーにしてくださいとか言われ、
そのあと、どこかの部屋に連れて行かれた、一応手術は成功らしい・・・。
私はなくなりかけたけど・・・。

手術のところらへんはかなり省略しています、思い出すのも、もう嫌なので・・・。

さて、手術が終わったのなら、今度は入院の話になりますが、今回はここまで。

ここから、また私にとって地獄の始まりです・・・。いや、マジで・・・。

体を動かそうとしたら、全ての動きがお腹に繋がってて寝返りすらうてないんだもん・・・。

右腕は点滴、指先にサチュレーションモニター
左腕にはナースコール
(手放したら探すために動かなければならず、その動きひとつがお腹に響く)
あそこにはカテーテル?を突っ込まれて
鼻には酸素を送られて
まさに、数年前に読んだ
「桜玉吉先生の御緩漫玉日記2巻の全身管男」がこういう状態なんだなと思った。

唯一動くのが両足くらい、寝返りもできない、
そして、問題は早速腹の傷を治そうとしているためか、体中が熱くなってつらい・・・。

途中体温計で計ってみたら、37度くらいの熱が出て、氷枕をしてもらったが、
その枕、斜めにセットされたので右上がちょうどいい高さなのだが、じょじょにずり落ち
左下のいまいちな位置に戻るを、腹の痛みを堪えながら何十回も繰り返す。

その後、若い看護士に全身を拭かれることになった、ええ、あそこも洗われましたよ(下品)

そして、4人部屋に連れて行かれ、地獄の入院生活が始まった・・・。

続く?

ここまで書いたら、もう同じことの繰り返しだと思います。

またこの記事の文章を変えると思います。自分で読んでも変だと思うから。

本当は一週間かけて、闘病生活のことを書こうかと思いましたが、
自分の精神がつらくなったので、書くのをやめようかと思います・・・。

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