町の人の手のひら返し
話はほとんどうろ覚えで適当です。では始めます。
この話は最近の話なんですけどね。
2012年8月かなテレビでニュースを横目に見ていたら
司会者が「この絵を見てください」というので、
見てみたら、よくわからない絵が写されました。
司会者「この絵が何かわかりますか?」とコメンテーターたちに
聞くと誰もわからないようで。
司会者も「この絵、わかりませんよね?これ素人が描いたのがヒットしたの?」と
進行役の人に聞くと。
進行役の人が「いいえ、これはですね、ある教会に描かれていた絵だったんですけど」
司会者「教会の絵?どこですかそれ?」
進行役「スペインの教会に描かれていた絵みたいです」
司会者「へー、この絵が?なんでこの絵が教会に?」
進行役「この絵はですね、実はキリストの絵なんです。これを見てください。」
フリップを出す。
司会者「えー?何これ?キリストの絵がなんでこんな絵になったの?」
進行役「どうやら、誰かが勝手に絵を描いたみたいなんです」
司会者「絵を描いたって、いいの勝手に触って?」
進行役「そこまではわかりませんが、誰かがこのボロボロな絵の上に描いたみたいです」
司会者「描いたってこれ、全然似てませんね。なんでこんなことしたのかね?」
進行役「今のところまだわかってません。とにかく、誰かがこんな絵を描いたみたいです」
司会者「これって、もしかして、絵の描き方から見て、修復したかったのかな?」
とまあ、キリストの絵に変な落書きをして、ニュースになった話でした。
っで、数日経過して。また、あの絵のニュースになって。
司会者「えー先日、お伝えした、教会の絵なんですけど、進展があったといっていいのか」
とまあ、また、あの絵のニュースが出ました。
コメンテーター「何で、あんな絵になったんでしょうね?」
司会者「わかりません、まあとりあえず、現場にいる○○さん」
リポーター「はいここは現場です」(中略)「ではインタビューしたのでどうぞ」
現地の人1「なんてことをしてくれたんだ」
現地の人2「あんな酷い絵見たくもないよ、誰があんなことをしたんだ」
現地の人3「勝手なことをして、もう全くの別物だよ」
リポーター「とまあ、現地の人はこういってまして。教会の人にも聞きました」
教会の人「ある日ふと、あの絵に目を向けたら、いきなりあんな絵になってたんだびっくりしたよ」
教会の人「一体誰があんなことをしたんだ?と探しています。」
とまあ、現地の人は怒っていました。
そして、数日後、あの絵を描いた人が見つかって、
大バッシングというか、大ブーイングを受けてました。
しかしまた、数日後、それまで過疎っていた土地でしたが、あの絵を見たいがために
多くの観光客が来まして、逆に潤いやにぎやかさが来ました。
そして、あの絵を基にしたグッズが大量に作られました。
そして、修復の途中で旅行に出かけてた、おばあさんは一躍有名な人に。
おばあさんは「あの絵を完全に修復をしたい」と思ってたみたいですが。
どうやら教会の人もこの大盛況ぶりに「あの絵をあのままにします」といきなり手のひら返し
人間って、げんきんなものですね。
どこの国でもそうか・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿