さて、ここまでは3Dゲームはいいんですよ。
まだ、買った人プレイヤーを楽しませてくれるゲームばかりでしたから。
しかし、ついに出てしまった、私としては嫌なゲーム、
FF(ファイナルファンタジー)8、本でこのゲームが出ると知ったとき、
やっぱり出るかということはわかりきってました。私が問題視したのはグラフィックでした。
ええ、常にすごく進化したグラフィックを目指していたスクゥエアでしたから
そりゃすごいグラフィックになるのは当然と思いました。
グラフィックは確かにすごい、めちゃくちゃリアルです。
しかし、それと同時に私はがっかりしました。リアルすぎてダメでした。
想像して楽しむというのがない。ここからがゲームが
どんどんダメな方向へ行ってしまった気がします。
リアルなゲームで許せるのは、スポーツゲームとレースゲームですかね。
これはまだ、リアルなグラフィックは許せます。
そして、どんどんグラフィックが進化して映画で「FF」がフルCGで出ました。
このとき思ったこと、あ~あ、やっちまったな・・・。でした。
リアルなゲームグラフィックは映画でも通用するとでも思ったのかは知りませんが。
思いっきりお金を使ってできたのが、あの映画。結果は検索してください。
そして、どんどん出てくる新ハード、PS2とかCGとかDC、
ほとんどに3Dグラフィックが使われています。
そしてゲームグラフィックは確かに綺麗になります。
そして、さらに声もフルで出るのが当たり前に。(PS1の時点でありましたが)
さらに、月日が経過してPS3、メタルギアソリッド4を見て、
すごい、もうほとんど本物の人間と見分けがつかない!と思いました。
ソレと同時に、背景もリアルになりました。
さてここで問題が起こります。どうでもいい問題が。
ゲームのキャラが移動しています。そこにちょっとした段差見た目は1センチくらいの段差
キャラはそこに引っかかって進めません。リアルなゲームだから、何が原因で
キャラが引っかかって進めないのかわかりません。大回りして進もうとします。
それでもキャラは引っかかって先に進めません。あなたならどう思いますか?
「コレは仕様だからここから先は何かをしないと進めない」もしくは「進めないバグ?」
「進めないならこんな進めそうな道のCGを作らないで欲しい」
まあ、いろんな意見があるでしょうが、リアルなグラフィックにはいろんな弊害がありすぎます。
一概に、コレッと言うことはできないのですが、リアルゆえに容量をとりすぎる。
グラフィック、音楽、声、コレを全て最高に取り込んだとき、今や4ギガのゲームは当たり前。
えーと、なんていえばいいんだろう、大きい容量は別にいいか。
容量の大きいというのは全くわかりませんが。
でもね、容量の大半がグラフィックだけに集中しているゲームはダメです。
さすがにバランスが大事です。
ここまで、リアルなグラフィックがダメだ!と言っていた私ですが、
さすがの私も昔のゲーム、「与作」だとつらいと思うと思います。プレイしたことないけど。
私がもうひとつすごいと思ったのが、バイオハザードです。
PS1は本当に怖くて、扉を開けて「敵はいないで・・・」と思いながらクリアしました。
月日が経ち、CGかWiiでバイオハザードがリメイクされたとき、一番目を引いたのが
確かにグラフィックでした。それと同時に、何故か怖いという感覚があまり出ませんでした。
なんでなんだろう?感覚が鈍ったのかな?
さて、グダグダ語った「リアルなゲームは必要ない」ということですが。
さすがに全部が全部というわけではないですよ。
私が思うリアルなゲームは必要ないというのは、
リアルすぎて頭で想像する必要がないゲームがダメということです。
また、こう書くと誤解されそうですが、もういいや、疲れてきました。
皆さんは、もっともっと、リアルで現実と全く見分けがつかないゲームを
プレイしてみたいと思いますか?
ゲームグラフィックはまだまだリアルを追求しています。それがいいことなのかどうかは
私にはわかりません。
ああ、そうだ、ゲームで延々ムービーを流すゲームも止めて欲しい。
ゲームが1時間でムービーが3時間超えるゲームがありました・・・。
私はゲームがしたいのであって、ムービーを見たいんじゃないんで。
悲しいかな、10分くらい飛ばせないムービーを見た後、2分後敵に負けて
また同じムービーを見るハメになったときは、さすがに心が折れかけました・・・。
製作者さん、これすごいムービーだから飛ばさず見ろよって感じの作りはしないでください・・・。
ムービーはできれば全て飛ばせる仕様にして欲しいです。
不気味の谷、こんな言葉があるんですね。